大城道則 について
駒澤大学 文学部 歴史学科 教授。専門は古代エジプト史および古代地中海世界。 英国バーミンガム大学でエジプト学を修め、メイドゥム遺跡での発掘調査を続けています。



第一線の研究者として、
フィールドと向き合い続ける。
大城道則(おおしろ みちのり)。駒澤大学文学部歴史学科 外国史学専攻 教授。 関西大学院で加藤一朗氏に師事してヒエログリフを学び、英国バーミンガム大学院でエジプト学を修めました。 紀元前3000年ごろから約3,000年続いた古代エジプト文明の成立と、 ギリシア・ローマ時代を経た世界への広がりを主軸に、研究・著述・現地調査を重ねています。 研究の先には 「日本人とは何なのか」という問いを見据えています。
- 駒澤大学 文学部 歴史学科 外国史学専攻 教授(博士(文学))
- 関西大学大学院 文学研究科 史学専攻 博士課程修了
- 英国バーミンガム大学大学院 古代史・考古学科 エジプト学専攻修了
- 2003年 駒澤大学 文学部 歴史学科 外国史学専攻 専任講師/2014年より現職
- 専門:古代エジプト史/古代地中海世界
- 日本テレビ『世界一受けたい授業』出演(古代エジプト回)
- テレビ東京『有吉の世界同時中継〜今、そっちってどうなってますか?〜』解説出演(2021年)
- テレビ朝日『超人女子戦士 ガリベンガーV』特別講師として出演(2018年〜)
- TVU『関口宏の三人よれば…』ゲスト出演(2026年5月)
- BS朝日『そもそもミステリー 〜知っているようで知らない世界の謎〜』解説出演
- NHK 古代エジプト関連番組への出演・監修(NHKオンデマンドで配信中)
- YouTube「おおしろ教授の古代エジプトマニア」/「Theエジプト人です!」を運営
- 早稲田大学エクステンションセンター 中野校 社会人向け講座「古代エジプトの神々」を担当
主な著書 (25冊)
古代エジプト文明 世界史の源流講談社学術文庫
考古学者だけど、発掘が出来ません。 多忙すぎる日常ポプラ社
古代人の教訓 ―視野が広くなる、世界最古の教えポプラ新書
古代文字を解読していたら、研究に取り憑かれた話ポプラ社
神々と人間のエジプト神話 ―魔法・冒険・復讐の物語吉川弘文館(歴史文化ライブラリー)
考古学者が発掘調査をしていたら、怖い目にあった話ポプラ社
古代エジプト人の24時間 よみがえる3500年前の暮らし河出書房新社(監訳)
図説 古代文字入門 改訂版河出書房新社(ふくろうの本)
図説 古代文字入門河出書房新社(ふくろうの本)
異民族ファラオたちの古代エジプト ―第三中間期と末期王朝時代ミネルヴァ書房(MINERVA西洋史ライブラリー)
ツタンカーメン 黄金の秘宝河出書房新社(監修)
アフリカ・中東民族百科事典明石書店(共訳)
ツタンカーメン ―「悲劇の少年王」の知られざる実像中公新書
歴史の謎は透視技術「ミュオグラフィ」で解けるPHP新書(共著)
ピラミッドへの道 古代エジプト文明の黎明講談社選書メチエ
古代エジプト文明 世界史の源流(旧版)講談社選書メチエ
最新科学でも解明できない! 古代エジプトの謎図鑑幻冬舎(監修)
古代エジプト人は何を描いたのか ―サハラ砂漠の原始絵画と文明の記憶雄山閣
ミュオグラフィ ―ピラミッドの謎を解く21世紀の鍵丸善出版(共著)
失われた都市・文明百科事典明石書店(共訳)
ゆるゆる神様図鑑 古代エジプト編ダイヤモンド社(地球の歩き方BOOKS)
死者はどこへいくのか ―死をめぐる人類五〇〇〇年の歴史河出ブックス
古代エジプト人名事典柊風舎(監訳)
世界のピラミッド大事典明石書店(共監訳)
図説 古代エジプト文明辞典柊風舎(監訳)
表紙画像・書誌情報:Amazon.co.jp 著者ページより。共著・翻訳・監修を含む全リストはAmazon著者ページをご覧ください。
これまでの主な発掘・調査実績
- 20代〜シリア・パルミラ遺跡数年にわたる発掘調査(発掘の出発点)
- 2009サハラ砂漠(エジプト/スーダン/リビア国境)原始絵画(岩絵)の調査
- 〜継続イタリア・ポンペイ遺跡発掘調査への参加
- 2019.3〜エジプト・メイドゥム遺跡スネフェル王ピラミッド周辺の調査(これまでに3回)
- 2020メイドゥム(コロナ禍)調査を短縮しドローン・レーザーによる測量を実施
出典:駒澤大学Webメディア「コマプラ」ラボ駅伝 第22区(2020年12月公開)、 駒澤大学「NOZOKIMI LAB」大城道則研究室 紹介記事。
なぜ今、メイドゥムを掘るのか。
メイドゥム遺跡には、ギザの大ピラミッドを建造したクフ王の父・スネフェル王のピラミッドを中心に、 3,000年にわたって大小さまざまな墓が造られてきました。ギザやルクソールと並ぶ重要遺跡ですが、約100年間、本格的な調査が行われてきませんでした。
大城研究室は、エジプト考古学の権威ザヒ・ハワス博士からの推薦と各国調査隊との選考を経て、 2019年3月からこの地で調査を開始。王族の巨大な墓、クフ王の兄弟の墓に加え、 これまでの調査で新たな「墓の影」も確認しています。 新型コロナ禍で短縮された調査を、いま再び本格化させる段階にあります。
現地ではドローンによる空撮、レーザースキャナによる3次元測量、地下レーダー探査を組み合わせ、 壊すことができないピラミッドを「外から測り、覗く」記録手法を積み上げています。 後世に渡せる「記録」を残すことが、このプロジェクトの第一目的です。
- 調査地
- エジプト・メイドゥム遺跡
- 中心的遺構
- スネフェル王のピラミッド(崩れピラミッド)
- 調査開始
- 2019年3月〜(これまでに3回実施)
- 推薦
- ザヒ・ハワス博士(エジプト考古学の権威)


メイドゥムはギザ・ルクソールと並ぶ重要遺跡でありながら、約100年間本格的な調査が行われてきませんでした。ピラミッドのコア部分が露出した崩れピラミッドの構造記録は、初期王朝の建設技術理解を更新します。
駒澤大学の学生・若手研究者を現場に派遣し、日本のエジプト学の次世代育成に直接つなげます。ゼミによる卒業旅行など、学生がフィールドに触れる機会づくりも継続しています。
YouTube「おおしろ教授の古代エジプトマニア」やSNSを通じて、発掘の過程を並走して共有。寄付者が「一緒に冒険している」体験を届けます。
出典:駒澤大学Webメディア「コマプラ」ラボ駅伝 第22区『考古学から見るエジプト文化』(2020年12月)、 駒澤大学「NOZOKIMI LAB」大城道則研究室 紹介記事より再構成。
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